息子に読書をすすめても、読むのは漫画ばかり。
読書を強制しても仕方なし。
今日は読書をすすめるかわりに、さりげなく子供新聞をおいてみた、ある母親(私のことですが)のはなしです。
漫画大好き、息子さん
息子が3年生の時、担任の先生から
「本を読むように」
というアドバイスを度々い頂いていました。
「まずは読めないと解けない」
だそうなのです。
それは読解力を問う国語の文章問題だけではなく、算数の文章問題も然り。
いいと聞いたことはすぐに試さずにはいられないワタシなので、息子が興味をありそうな本を図書館で借りてきては、勧めてみる・・を繰り返してみました。
しかし、息子は基本漫画大好きで、他に読むものといえばクイズ系かゲーム解説本だったので、「物語を読む」というのは今一つはまり感がなかったですねぇ。
息子の本棚にはコロコロコミックス系の漫画がずらり。
魔入りました入間くんは親子そろってはまっています。
思い切って購読することにした
あまり無理強いして「小説拒絶」に陥っては困るので、どうやって「読む」ことを習慣付けようか考えていました。
話はかわり・・
以前息子の中学受験を考える時期がありました。
親ばかでお恥ずかしいのですが、息子は比較的学習能力が高いほうなので思い切って中学受験をしてみては・・という周りからの勧めがあったからです。
結局は費用面や通学距離から断念しましたが、その時に中学受験をするならば、時事問題はあらかた知っておく必要があることがわかりました。
色々調べていると、子ども用の新聞があるということを知りました。
我が家はちょうど読売新聞を購読していたので、読売新聞で子供用の新聞を購買するようにしました。
毎週木曜日に朝刊と一緒に持ってきてくれます。
意外と良いぞ、読売KODOMO新聞
購読し始めたときは、息子は見事にこども新聞に興味を示しませんでした・・。
初めは、
「新聞きたよ??」
徐々に、
「読まないのなら、もうやめるよ!?」
なんてのを繰り返したワタシタチ親子。
で、結局無理強いしても仕方がないので、ワタシが読んでいました。
子ども新聞はその週の一番HOTなニュースを子供がわかりやすく解説してくれています。理解力の低いワタシにもとってもわかりやすい!
しかも時事ネタ以外にも最新の科学情報や地域情報など、とにかく情報盛りだくさん。
※著作権?などの問題から写真掲載は控えます・・
毎週発行されて、月500円なんてコスパ良すぎと思うのです。
息子に勧めるのをやめワタシが熱心に読んでいると、息子も徐々に興味を示しだすようになりました。
今では毎週木曜日の朝は大人に混じってこども新聞を読んでいます。
夕食後に読むことも。
10月27日発行の読売KODOMO新聞
KODOMO新聞良いですよ!とおすすめしたいので、超絶簡単に10月27日の内容をご紹介しますね。
【1-2ページ】
- メタバースを読者が体験
ネット上に作られた仮想空間をさす“メタバース”
このメタバースを読者が体験します。今後どのようにメタバースを活用していくか、課題点を含めながら解説していきます。
【3ページ】
- イギリス首相が45日で辞任
- 他、時事問題3つ
【4-5ページ】
- 今年のドラフト
- 自転車ルール
- 園バスの置き去り対策義務化
【6ページ】
- おしえて!コナン時事ワード
政治・社会・科学の面から時事ワードを選出し解説する。
月間ニュースひとまとめでは9月26日から10月23日までのニュースが時系列に簡単に紹介される。
【7ページ】
- ワクワクWORK
ドローン操縦士へのインタビュー記事を記載。
【10-11ページ】
- 行方不明者をさがす救助犬に密着
【12ページ】
- 本屋さんのイチオシ
本屋さんのおすすめ図書を2冊紹介。子供の本選びの参考になります。
【13-14ページ】
- ニュース探偵コナン
2ページにわたってコナンの漫画が掲載されています。今回のテーマは“日本代表盗難さわぎ”でした。
【15ページ】
- 正倉院のお宝
10月29日から奈良国立博物館ではじまる“第74回正倉院展”に合わせて、展示されるお宝の一部を紹介。
【17ページ】
- そうか!わかったぞ!
四谷大塚が監修した算数ネタを紹介。今回は“割り切れない少数が分数に変身!”でした。算数好きな息子が好きなページ。
【19ページ】
- What's up? English
AEON監修による英語のフレーズを紹介したページ
【+α】
- 適性検査
今回は“読売KODOMO受験新聞”が入っており、四谷大塚が監修した適正問題が入っていました。私は適正問題というのが今までよくわからなかったのですが、今回の特集で知ることができました。
やはり、「読解力」「考察力」がなければ難しい問題。
日ごろから読むこと、考えることの習慣が必要になることを改めて感じさせられました。
読売KODOMO新聞には女の子向けのファッション特集やお便りページもあります。
バラエティーに富んだ内容になっていますので、興味のないページもあるかもしれませんが、逆にどこかに必ず興味を引くページもある新聞です。
今のところ
息子は相変わらず物語を読むのは国語の教科書ぐらいです。
私が息子と同じぐらいの頃は、物語を必死で読んでは物語の中に住むような感覚を楽しんでいました。
似ているところも多い親子ですが、やはり別モノなんですよね。
夏休みの読書感想文を書くため以外は物語を読まない息子ですが、それもアリでしょう。読みたくなったら読むようになるかなと思います。
まずはKODOMO新聞を読んでもらって世の中の流れを少しでも知ってくれたらいいなと思います。
時事問題のページを読んでいたら・・の話ですが 笑